2018年04月19日

臨床心理士予備校ランキング

今回の記事は、心理系大学院あまり関係ありません。勉強法とかも一切出てこず、タイトルのホームページを作ってるのは誰かというだけのお話です。


臨床心理士予備校ランキングというものがあります。

リンクはこちら


この臨床心理士予備校ランキングはなんのために作られたのでしょうか?


4,5年くらい前からあるところでしょうか?主催者不明、お問い合わせフォームもなしです。何を目的にやっているところでしょうか?

ちなみに、うちの塾を調べる時にこのページを見る方もいらっしゃるようです。先日、とある業者さんと話している時も、このページを見ていました。いったい誰が作ってるんでしょうかね~。

ちなみに毎年更新しているようですが、これまで見ていると毎年、全国版でも関西版でもIPSA心理学大学院予備校さんがランキング一位のようです!

※ご丁寧にIPSA心理系大学院予備校さん(以下IPSAさん)がLECリーガルマインド東京さんと提携という情報はすぐに反映。

ちょっと調べてみると、

ipsa1.png

あ、あれ??臨床心理士予備校ランキングさんは、IPSAさんのホームページと同じIPアドレスのサーバだ!!!ということは、IPSAさんのとこのサーバが乗っ取られているのかな。そういえば、むかーしIPSAの浅井さんにこのページの来歴を確認したことがあります。
しれっと知らないかのようにとお話されてましたが、まさか同じサーバで運用されているとは...可能性としては、

1.IPSAさんが、知らないふりをして、自分のところを根拠なく一位にする(優良誤認を誘う)ようなホームページを第三者のフリをして作っている。

2.IPSAさんのサーバが、知らない第三者に乗っ取られている。

3.IPSAさんが使っているサーバと、たまたま同じレンタルサーバを契約した第三者がこのページを運営している。


どれでしょうかねー。ちなみにこんなことを書くと、どこかの人がやばいと思ってホームページを消すかもしれないから、魚拓も貼っておきますね。

何故か、AmazonのアフィリエイトIDもIPSAさんのホームページと同じなのはなぜだろう。もし、これがいわゆるステルスマーケティングとするなら、「リーガルマインド」と名前のついたところが提携したのは皮肉が聞いていて面白いですね。

posted by 山崎 at 08:17| Comment(0) | 日記

2018年04月11日

模試の採点をしていて

3月に行った心理系大学院向けの模試を採点していて、気づいたことを少しだけ書いてみます。

昨年度との比較です。(もちろん、模試の参加者毎年異なっており、ランダム抽出ではないので、どこまで正しい分析かはわかりませんが)


まず、心理学、心理英語共に、昨年よりも全体的に成績がよかったです。

これは、臨床心理士指定大学院は、難しいということが分かっているのと、インターネットでの情報共有も増えているためか、より早く勉強を始めている人が増えているためだと思っています。

ただし、心理英語については心理学ほどではなく、また、よく見ると例年よりも単語はしっかり勉強しているものの文法的な間違いは若干増えているようです。拙著、「心理院単」のような本などで単語はしっかり勉強しているものの、まだ文法の復習をしっかりとまではできていないということでしょうか。もしくは、AO入試など入試の多様化によって、大学受験で英語を選択していない学生が増えたためかもしれません。


分析というよりも、簡単な感想かもしれませんが、採点をしていて感じたことを書いてみました。


posted by 山崎 at 19:27| Comment(0) | 日記

2017年08月23日

大学院受験ではどのくらい単語を覚えないといけないか?

心理系の大学院受験では、英語の出来が合否を分けるといっても過言ではないと思います。

では、単語力ってどのくらいつければいいのでしょうか?漠然と中堅校を受けるなら4000−6000単語程度、難関校を受けるならば7000−8000単語程度の単語力が必要じゃないかと思っていました。ちなみに4000単語といえば、ターゲットやDBといった単語本の大学受験用をマスターした上で(プロロゴスで書いた)心理院単を全部覚えればクリアできそうですね。

では実際にはどんなもんでしょうか?手元にあった中堅校の過去問を2つほど調べてみました。

問題は全訳と仮定しましょうか。大学院によりますが、およそ90分でテキスト1,テキスト2の2つを全訳するとしましょう。

手元の2つのテキストはそれぞれ283単語、384単語ありました。

これらのテキストの単語を全部調べるとして、どのくらいの単語力が必要でしょうか?心理院単を作る時に使ったコーパスを使って、上位何位の単語を知っていたら、それぞれのテキストを読むのに何回辞書を引くか調べてみました。

テキスト1 (283単語)
単語力2000 29単語
単語力3000 21単語
単語力4000 15単語
単語力6000 10単語
単語力9000 7単語
単語力13000 5単語

テキスト2 (384単語)
単語力2000 43単語
単語力3000 32単語
単語力4000 29単語
単語力6000 19単語
単語力9000 13単語
単語力13000 7単語
見事にジップの法則に従っていますね(ジップの法則を知らない方は調べてみてください)

上位3000単語だけを覚えている方はこの2文の訳に53回辞書を引かないといけないですね。これが上位4000単語になれば44回、上位6000単語になれば29回となります。おおざっぱに言えば単語力が1.5倍になると、辞書を引かないといけない回数が1.5分の1に、単語力が2倍になれば辞書を引かないといけない回数が2倍になるということですね。

もちろん、単語を知っているというのは「知っているor知らない」という単純な二分法ではありませんし、他にも考慮することはいろいろあります。ただ、自分が受ける予定の大学院の過去問で英語の問題のおよその分量と試験時間が分かれば、自分がどのくらいの単語力が必要化わかりますよね。

また、3年生の方も、一度過去問をやってみて辞書を引かないといけない回数を数えてみると、自分の単語力の目安が分かり、単語の勉強にかけなければいけない時間の目安がわかりそうですね。

posted by 山崎 at 11:53| Comment(0) | 日記

2017年05月24日

大学院受験対策用統計の勉強法

 山崎です。

 5月も後半になり、ずいぶん暑くなってきました。今日はあまりの暑さに今年初めて教室でも冷房を使いました。

 さてさて、先週の授業では統計が勉強範囲でした。

 統計は苦手、という受験生は多いですが、どうやって勉強すればよいのかはなかなか難しい質問です。
 もちろん、統計の知識も理想的には熟知しているべきです。大学院に入ってから、先行研究を読んだり、調査をするときに統計は必ず必要になります。(また大学院修了後に待っている臨床心理士資格試験でも統計の問題は少し出題されます)。

 しかし「大学院合格」を目標とした場合、統計が苦手という受験生が多大な時間をかけてでも絶対に理解すべきかというと、予備校の立場としては悩むところです。

 というのも、統計の問題は、ほとんどの大学院では用語説明で1問出るかどうかです。もしも、自分の志望校では大学院入試では統計があまり出ないという場合には、少なくとも大学院受験の勉強ではそれほど統計の勉強に力を入れなくてもいいかもしれません。

その一方で、必ず統計に関する論述問題が出題されるようなところもあります。
 
 ですので、統計が苦手!という受験生は、まず志望校の過去問を見て、統計に関する問題の出題頻度と難易度をチェックするのがいいでしょう。

 あまり統計の問題が出題されていないようでしたら、それほど統計の勉強に力は入れず、ほかの頻出領域の勉強に時間を割いた方がいいかと思います。特に、何回読んでも分からないという統計知識はこの際捨ててもよいかもしれません。

 とはいえ、統計の知識はすべて捨てる!というのは望ましくありません。
 食わず嫌いをしているだけで、ちゃんと読めば理解できるような統計知識もあります。受験生は、統計に関する用語をピックアップして、これなら覚えられそう、これはどうあがいてもちょっと覚えられそうにない、に統計用語を仕分けして、覚えられそうな知識だけでもしっかり説明できるように準備しておくといいですね。

 ただ、先に述べたように統計の知識は大学院入学後に必要になります。
 大学院に合格してから、入学までの間にじっくり統計の勉強に取り組んでほしいなと思います。

posted by 山崎 at 00:38| Comment(0) | 日記

2017年04月24日

心理系大学院合格する人しない人(諸説あり)

作りましたー。

心理系大学院受験をされる方、ぜひ参考にしてください。

受講生には印刷して配布します。


jukenmanual.pdf





posted by 山崎 at 21:36| Comment(0) | 日記