3月に行った心理系大学院向けの模試を採点していて、気づいたことを少しだけ書いてみます。
昨年度との比較です。(もちろん、模試の参加者毎年異なっており、ランダム抽出ではないので、どこまで正しい分析かはわかりませんが)
まず、心理学、心理英語共に、昨年よりも全体的に成績がよかったです。
これは、臨床心理士指定大学院は、難しいということが分かっているのと、インターネットでの情報共有も増えているためか、より早く勉強を始めている人が増えているためだと思っています。
ただし、心理英語については心理学ほどではなく、また、よく見ると例年よりも単語はしっかり勉強しているものの文法的な間違いは若干増えているようです。拙著、「心理院単」のような本などで単語はしっかり勉強しているものの、まだ文法の復習をしっかりとまではできていないということでしょうか。もしくは、AO入試など入試の多様化によって、大学受験で英語を選択していない学生が増えたためかもしれません。
分析というよりも、簡単な感想かもしれませんが、採点をしていて感じたことを書いてみました。