2017年04月24日

ノートまとめはするべきか?(するべきではない)

こんにちは、山崎です。

気が付いたらもう4月も後半ですね!

大学院受験対策講座もスタートしてそろそろ1か月がたとうとする頃ですが、個別相談のお問合せもコンスタントにいただいております。

さて、個別相談や受講生と心理学の勉強法の話をしていて、よく話題になるのが「ノートまとめ」です。

ノートまとめ、受験生の皆さんの中でどれぐらいの方がしているのでしょうか。
SNSなんかを見てみても結構ノートまとめをされている方を見かけます。

私の個人的な意見ですが、ノートまとめは多くの場合しない方がいいと思います。
もちろん個人によって効果のある勉強法は様々なので、ノートまとめ禁止!とは言いませんが、本心ではせめてうちの塾の受講生にはノートまとめ禁止令を出したいぐらいに思っています。

その理由は単純でとにかく効率が悪いからです。

そもそも最近は心理系大学院の参考書としていろいろとよい本が出ているのに、なぜわざわざあえて自分でノートまとめをする必要があるのでしょうか。そういったテキストを見て、そこに書いてあることを書けるように練習する方が絶対に合格につながります。

もちろん、受験までに1年以上時間がある人は自分なりに分かりやすくノートにまとめて、それをベースに暗記をするのはいいと思います。しかしほとんどの受験生が受験まであと半年もありません。
一番恐ろしいのは、ノートまとめをしていたら試験間際になってしまって、それを暗記する時間がなくなってしまうことです。
実際、そうなってしまって「分かっているけど定義などがしっかり書けない」状態で受験をして秋受験で不合格になった…という話もよく聞きます。

ちなみに、ある海外の研究でも要約(いわゆるノートまとめ)は効果の低い学習法だと証明されています。

ノートまとめをしている受験生は、どうしてもノートにまとめないといけない内容だけまとめて、テキストなどを上手に使ってできるだけアウトプットに時間をかけるようにしてください。


posted by 山崎 at 17:27| Comment(0) | 日記
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