3年生の心理英語では、現在セリグマンがTEDで行ったスピーチ原稿を使って英語の勉強をしています。
半分ぐらい訳したので、あと少しで読み終わります。
ちなみに受講生の方の感想ですが、
英語そのものはやはりスピーチをおこしたものであるために、口語表現が多かったり、文法的にも通常の英文ではあまり見ないような使い方があったりして、ちょっとやっかいみたいです。
特に最初の導入部分は、いかにもな英語の会話が続くので逆に読みづらかったようです。
しかし、本題に入ると、そうは言っても文法的にもそれほどくだけた部分もないですし、内容も心理学の内容になってくるので、徐々に読みやすくなってくるようです。
そして、何よりも内容がとっても面白く、予習をしているときもぐいぐい引き込まれて夢中になって読み進めてしまいました(^^)
セリグマンのスピーチは、これまでの心理学の研究が活動の良かった点、そして良くなかった点、そしてこれからもっとよくしていくにはどうすべきか、ということについて説明します。
犬を対象に学習性絶望について研究してきたセリグマンは、人の良い面を伸ばしていくというポジティブ心理学を現在提唱していますが、実証的な基礎的な研究から、こうした1つの心理学領域へと着実に展開していくプロセスを知ると、本当にセリグマンは偉大な心理学者の1人だなと思います。
これまでの心理学の流れも理解できますし、セリグマンの提唱するポジティブ心理学の話も興味深いので、心理系大学院および臨床心理士指定大学院を受験する人にはぜひとも一度見てほしい動画です。
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