2012年09月15日

「試験勉強という名の知的冒険」

こんにちはー、山崎です。
今日から世の中は三連休です。
私も完全オフとはいきませんが、楽しみなイベントもいくつか予定に入っているので充実した3連休にしたいと思います。

さて、以前のブログで富田一彦氏の「英文読解100の原則」を紹介しましたが、同著者「試験勉強という名の知的冒険」を最近読んでとても感銘を受けました。やっぱりカリスマ講師と呼ばれるだけの実力のある人は、その人自身の教育哲学があってとても深いです。

試験勉強という名の知的冒険
富田 一彦
大和書房
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受験勉強というとただやみくもに知識を詰め込めばいいというわけではありません。もちろんそういう記憶力が必要な部分も大きい比重をしめていますが、やはりそれ以上に必要なのが考える力、抽象的にものごとを考える力です。

富田氏もこの本の中で、抽象的に物事を考える能力を鍛えるのが一番大事であり、教師はこの能力を高めるような授業をしなくてはいけない、と主張しています。

心理系大学院の受験に関しても、全く同じことが言えます。たくさん覚えることもありますが、やはり大学院という機関そのものが本来研究機関ということを踏まえれば、自ら自主的に情報収集し、研究ができる論理的思考力、抽象的思考力が大学院生には必要とされています。
だからこそ、大学院受験においては、研究計画書の作成にはしっかりと力を入れて取り組んでほしいです。

やはり受験生としては、「とにかく大学院に入学すること」が目先の目標になってしまいますが、現在の競争率の高い大学院受験を考えてみると、ただ大学院になんとか入り込める知識を詰め込むだけでなく、大学院に入った後も充実した生活が送れる思考力・論理力のレベルに達した人しか合格できない状況になっているように思います。

最近は子どもだけでなく大人にとっても「優しい」サービスに慣れてきていますが、やはり教育に関わるサービスはただ受講側の「快適さ」だけを追求していてはいけないし、それでは本来の受講者の目的である「大学院合格」を達成することもできなくなり、そもそものサービスを提供できない、ということにつながります。
なかなか難しいですが、もっともっとプロロゴスがどんな塾であるべきかを考えていかなければいけないですね。

posted by 山崎 at 13:06| Comment(0) | 本(読み物)
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