先週から今週にかけて大学院入試が多くの大学院で行われています。
すでに入試が終わった人はお疲れ様でした。これまでの受験勉強の疲れをゆっくり取ってくださいね。
これから入試を控えている人は、体調に気を付けてベストコンディションで最大限に実力を発揮してきてください。
さて、今年の秋受験や来年度の春受験を目指す方の多くは4月から本格的に受験勉強をスタートさせる予定だと思います。
うちの塾もそうですが塾に通って勉強するのも4月開始が多く、また独学の場合もなんとなく気分的に「4月から頑張ろう!」となることが多いのではないでしょうか?
その4月からの受験勉強をよりスムーズなものとするために、余裕のある人はぜひこの23月のうちに以下の2つをしておくことをおすすめします。
○心理学の概要を把握する
実際の受験勉強では専門用語の定義を暗記したりとかなり細かく覚える必要がありますが、その前に心理学の全体的な概要をざっくりでよいので押さえておくと効果的です。
特にこれから初めて心理学を勉強するという方には、塾などで基礎から心理学を勉強するとしても、事前に概要を把握しておくと知識の定着もしやすくなります。
心理学の概要を理解するおすすめの書籍としては、専門的な心理学入門ではなく、一般向けの心理学の本で十分です。
例えば、カラー版徹底図解 心理学―生活と社会に役立つ心理学の知識
などの一般向けにイラストや図などを用いてわかりやすく説明した心理学の本でまずは全体を概観するとよいでしょう。
○英文法の復習をする
心理英語の勉強というと、ヒルガードのintroduction to psychologyなどの心理学の英文を読んで勉強するのが一般的ですが、その前にできれば英文法の復習をする時間を取ってほしいと思います。
というのも、やはり英語の文法や英文解釈の基礎的な力がないと、どれだけ英文をたくさん読んでもなかなか英語の実力が向上しないからです。
なんとなく英文法の基礎は分かっているつもりの人でも、ぜひ英文法の復習をしてください。
私が受講生の人に一番おすすめしているのが「富田の英文読解100の原則」です。
以前ブログで紹介した記事はこちらです。
英文読解100の原則
上記の本が難しいと感じる人には「宮崎英文解釈講義の実況中継」をおすすめしています。
2月3月は、受験をのための基礎体力づくりの期間と考えぜひ上記の記事を参考に4月からの本格的な受験勉強の準備をしてくださいね。