2013年09月15日

おすすめ!「まんがと図解でわかる統計学」

 こんにちはー。山崎です。
 秋の三連休真ん中、みなさんいかがお過ごしですか?
 私はといえば、昨日は授業がありましたが、今日は一日完全オフ!でした。
 朝からモリコロパークへぽぷかる展を見に行ったりと、とても有意義なお休みでした。

 さて、つい最近買った統計の本が久々のヒットだったのでご紹介します。

 統計はどうしてもとっつきにくいので、まずはマンガで分かりやすく説明している統計本で概要をおさえるのがよいですね。


 これまでは統計のマンガ本としては、これをいつもおすすめしていました。

マンガでわかる統計学


 とてもよい本ですが後半から一気に難しくなるという難点がありました。

 さて、そんなところたまたま本屋さんで見つけたのがこの本です。
本書の監修である向後千春先生の作成した統計のeラーニング教材が元々とてもわかりやすくて好きだったので、この本も本屋で迷わず即購入。
そしてやっぱり当たりでした!

まんがと図解でわかる統計学 (別冊宝島 2066)


 こちらの本は最後まで読みやすく、しかも受験で出てくる統計の大部分(記述統計から回帰分析まで)をカバーしています。
各単元はマンガと解説で構成されていますが、まずはマンガだけを最後まで読んで、それから最初に戻って解説を読んでもいいと思います。
巻末には、統計用語集もあり、受験生にはなかなか便利なんじゃないでしょうか?


 受験生の中には、そもそも統計は捨てる人もいますが、あきらめずにこういった分かりやすい本を使ってぜひ勉強してほしいと思います。

posted by 山崎 at 17:52| Comment(0) | 本(大学院受験対策)

2012年01月06日

「よくわかる臨床心理学」

以前、臨床心理学の勉強に最適なテキストを↓こちらの記事で紹介しました。

臨床心理学を勉強するためのテキスト

その記事でもおすすめしている「よくわかる臨床心理学」は、プロロゴスでもテキストとして使用しています。




この本は、心理系/臨床心理士指定大学院の受験勉強に使っている受験生も多い、非常に人気のある本で、各種心理療法から精神疾患、方法論など多岐に渡るトピックが簡潔にまとめられています。またこの本の特徴として、臨床心理学の研究方法にもかなりの紙面を割いて丁寧に解説している点が挙げられます。
近年、大学院の試験問題でも臨床心理学の研究方法(質的研究など)が取り上げられることが多くなってきましたので、こういった研究法についても触れられているテキストは非常に便利です。

この本1冊だけで臨床心理学は大丈夫!とは言えないですが、そうはいってもこの本を1冊完璧にすれば臨床心理学のかなりの知識を得ることができます。

ノートにまとめたり、繰り返し読んだりして、どこに何が書いてあるかまで暗記するぐらい読み込んでほしい1冊です。
posted by 山崎 at 14:32| Comment(0) | 本(大学院受験対策)

2011年10月27日

紀伊國屋書店のホームページで受験勉強向け書籍を探す

紀伊國屋書店新宿本店のホームページには、様々なジャンルのおすすめ本などが紹介されていて見ていてとても面白いです。

臨床心理士指定大学院/心理系大学院受験の勉強に役立ちそうなおすすめ本の特集もいくつかあります。

臨床心理士になる!2011という特集に掲載されている書籍は特に参考になりますね。

臨床心理士になる!2011

臨床心理士資格試験向きのテキストも一部掲載されていますが、ほとんどが臨床心理士指定大学院受験に最適な定番の書籍です。
研究計画書作成で必要な文章の書き方や研究の組み立て方の本もたくさん紹介されています。
ぜひ、受験勉強用テキスト購入の参考にしてください。

他にはこんな特集もありました。

このテキストがすごい!2011―心理学テキスト売上ベスト50―

紀伊國屋書店で過去5年間にもっと売上の高かった人気の心理学テキストだそうです。
確かに納得のラインナップでロングセラーもたくさんエントリーされています。

最近、読書離れが進んでいるのか、かなりメジャーな心理学の本でもタイトルさえ知らないという心理学部生も多くなってきました。
もちろん絶対に知っているべきというわけではないですが、せめて心理系大学院を志す人たちにはこういった心理学の定番本はタイトルだけでも教養として知っていてほしいなと思います(もちろん読んでいるのがベストですが)。

という私も上で掲載されている超メジャー本で未読のものがたくさんあるんですよねー(^_^.)いやいや、これからも勉強は続きますね(^^)
posted by 山崎 at 10:07| Comment(0) | 本(大学院受験対策)

2011年02月14日

『キーワードコレクション心理学』

 こちらの本は、私が心理系大学院受験対策の講師をはじめた時、先輩講師の人からおすすめされた書籍で、当時はこの本をもとに講義を行っていました。
 使い勝手がよいので、今でもよく利用しています。

 心理学で重要な100個のキーワードに対して、それぞれ見開き2ページで解説が書いてあります。
 こちらも読み流す本ではなく、この本をノートにまとめたりする「勉強する本」のカテゴリーに入りますね。

 扱っているジャンルは、基礎心理学をメインに応用心理学まで幅広く網羅されていますが、臨床心理学・精神医学領域はあまり扱われていないので、そこは別の本で補う必要があります。

 心理学を勉強し始めたばかりのころは若干難しいと思うかもしれませんが、内容のレベルは標準的です。
 心理学の基礎固めに役立つ本です。

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posted by 山崎 at 15:43| Comment(0) | 本(大学院受験対策)

2011年02月13日

『新・心理学の基礎知識』

私が大学院受験をした10年以上前の、受験バイブルと言われていたのが、有斐閣から出版されていた『心理学の基礎知識』。

 心理学史から基礎心理学、応用心理学まで幅広く網羅し、1問1答形式で非常に役に立つ本でしたが、その当時から若干古臭い部分もありました。

 『新・心理学の基礎知識』は、以前のよさはそのままに、最新の研究動向を踏まえて内容を刷新したものです。

 心理学で使われる用語に関する定義を重視し明確に説明している点が、特に受験生にとっては有意義だと思います。

 初心者には若干難しい部分もあるかもしれませんが、読み流すのではなく「勉強する」本としては最適です。

 1問につき見開き2ページで解説が書いてありますが、さらにそれを自分なりにまとめて勉強するのがおすすめです。

新・心理学の基礎知識 (有斐閣ブックス)

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posted by 山崎 at 23:33| Comment(0) | 本(大学院受験対策)