2011年10月28日

金城学院大学大学院人間生活学研究科臨床心理学専攻の出題傾向(専門科目・一般入試/社会人入試)

金城学院大学大学院人間生活学研究科臨床心理学専攻の専門科目の出題傾向(一般入試/社会人入試)について解説します。

*この出題傾向はあくまでも過去の試験問題から分析した結果です。今後、出題傾向や出題パターンが変更する場合もあります。またこれらの分析や対策は合格を保証するものではありませんので予めご了承ください。

◎金城学院大学大学院人間生活学研究科臨床心理学専攻の出題傾向(専門科目・一般入試/社会人入試)

年によって出題形式は様々であるが、これまでの出題形式としては、

1.論述問題
主に臨床心理学に関する論述問題
知識を問う問題の他、臨床事例についての論述も出題されている

2.研究論文についての論述問題
研究論文を読み、結果の表やグラフの読解、結果の考察を述べる

3.用語説明
臨床心理学・発達心理学・パーソナリティ心理学の領域から出題


の3つが主なパターンとして挙げられる。

出題範囲としてはほとんどが臨床心理学の領域から出題されている。
事例に対する論述も出題される可能性が高い点を考慮すると、臨床心理学の全般的な知識の他に臨床事例に関する書籍も読んでおくこと。
また心理テストに関する問題も頻出傾向にあるので、各心理テストや知能テストについても整理して覚えておこう。

また、2の研究論文についての論述問題は、毎回ではないが、かなりの頻度で出題されている。この問題では、グラフや表など読解力と論文の読解力が試される。統計の知識があること、研究論文を読みなれていることが大切だ。
できるだけたくさんの論文を読み、論文の書き方のパターンに習熟しておくといいだろう。
posted by 山崎 at 23:11| Comment(0) | 大学院別出題傾向

2011年09月23日

中京大学大学院心理学研究科臨床心理学領域の出題傾向(専門科目・一般入試)

中京大学大学院心理学研究科臨床心理学領域の専門科目の出題傾向(一般入試)について解説します。
2011年度分の過去問を元に作成しました。

*この出題傾向はあくまでも過去の試験問題から分析した結果です。今後、出題傾向や出題パターンが変更する場合もあります。またこれらの分析や対策は合格を保証するものではありませんので予めご了承ください。

◎中京大学大学院心理学研究科臨床心理学領域の出題傾向(専門科目・一般入試)
 2011年度の出題形式は以下の通りである。

■心理学研究科共通
 論述問題1問

■臨床心理学領域
 単語説明(複数問)
 論述問題1問

解くべき問題数が少ないため、1問の配点が非常に高くなる。
共通問題では、個別の知識を問うというよりも心理学を俯瞰するような問題が出題されている。心理学全般の基本を押さえておくのはもちろんであるが、教科書の冒頭に書いてあるような各心理学領域の概説などもしっかりと読んでおくこと。

臨床心理学領域の問題は、臨床心理学とパーソナリティ心理学の領域から出題されている。
単語説明で出題される用語の基本的なものが多いので、基本をしっかりと押さえた勉強をすればいいだろう。
心理アセスメントや心理テストに関する問題は毎年出題されているので、特にこの領域については広く深く勉強しておこう。

全体的に知識としては比較的難易度は高くないが、それ以上に論述力が合否を分けると考えられる。
論述問題は共通問題と臨床心理学領域で各1問ずつ出題されているが、この論述問題の配点の比重が非常に高い。
その上、問題そのものが抽象度の高いものとなっているので、知識以上に論述力が必要となってくる。
日ごろから必ず論述のトレーニングを行い、論理的な文章を書くスキルを高めておこう。
posted by 山崎 at 22:36| Comment(0) | 大学院別出題傾向

2011年09月14日

東海学院大学大学院人間関係学研究科臨床心理学専攻の出題傾向(専門科目)

東海学院大学大学院人間関係学研究科臨床心理学専攻の専門科目(一般選抜・社会人入試)の過去問分析による出題傾向について解説します。
平成20・21・22年度分の過去問を元に作成しました。

*この出題傾向はあくまでも過去の試験問題から分析した結果です。今後、出題傾向や出題パターンが変更する場合もあります。またこれらの分析や対策は合格を保証するものではありませんので予めご了承ください。

◎東海学院大学大学院人間関係学研究科臨床心理学専攻の出題傾向(専門科目)

 出題形式は毎回少しずつ異なるが、選択問題や用語説明、論述問題など様々な出題形式で出題されています。出題数も多く、90分の試験時間内で全問に回答するには、スピードが必要になりますので、必ず時間配分をして全問回答を目指してください。

 出題領域は臨床関係領域がほとんどであり、臨床心理学、発達心理学(特に発達臨床心理学)が主な出題領域です。出題範囲が限られている分、論述の難易度はやや難しいものも見られるので、関連テキストをできるだけたくさん読み、知識の習得だけでなく、考え方などもしっかり身につけておくようにしましょう。

 特に論述問題ではここ数年、事例に関する論述問題が出題される傾向にあります。またその中でも、発達臨床をテーマとした論述問題が頻出傾向にあるので、発達障害やその対応法、またアセスメントの方法については専門書などでしっかりと把握しておきましょう。
posted by 山崎 at 20:19| Comment(0) | 大学院別出題傾向

2011年09月13日

椙山女学園大学大学院人間関係学研究科臨床心理学領域の外国語試験の出題傾向

以前の記事で椙山女学園大学大学院人間関係研究科の専門科目(一般選抜・社会人選抜選考)の過去問分析による出題傾向について解説しましたが、今回は外国語(英語)の出題傾向について解説します。
平成21・22年度分の過去問を元に作成しました。

*この出題傾向はあくまでも過去の試験問題から分析した結果です。今後、出題傾向や出題パターンが変更する場合もあります。またこれらの分析や対策は合格を保証するものではありませんので予めご了承ください。

◎椙山女学園大学大学院人間関係学研究科臨床心理学領域の出題傾向(外国語)

A4の用紙3分の2程度の量の英文が2問出題されるパターンで安定しています。
どちらも全訳という出題形式が多いですが、過去には1問が全訳、もう1問は読解問題というパターンもありました。

75分という時間内で英文2問を全訳するとなると、1問につき30分前後で全訳することになりますので和訳のスピードも必要です。時間内に所定の英文を訳し終えることができるよう時間配分には気を付けましょう。

できるだけ速く分かりやすい日本語で和訳する力が試される問題のため、日ごろから英文和訳のトレーニングが必要です。

出題範囲は、臨床心理学や発達心理学領域からの出題が目立ちますが、定期的に統計や研究法に関する英文も出題されています。
また、出題されている英文のレベルは標準的で、文法的にも比較的読みやすく、難解な表現などはそれほどありません。
ヒルガードのintroduction to psychologyのレベルの英文を利用して、様々な領域の英文を読む訓練をするといいでしょう。

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posted by 山崎 at 18:55| Comment(0) | 大学院別出題傾向

2011年09月12日

椙山女学園大学大学院人間関係学研究科臨床心理学領域の出題傾向

椙山女学園大学大学院人間関係研究科の専門科目(一般選抜・社会人選抜選考)の過去問分析による出題傾向について分析します。
平成21・22年度分の過去問を元に作成しました。

*この出題傾向はあくまでも過去の試験問題から分析した結果です。今後、出題傾向や出題パターンが変更する場合もあります。またこれらの分析や対策は合格を保証するものではありませんので予めご了承ください。

◎椙山女学園大学大学院人間関係学研究科臨床心理学領域の出題傾向(専門科目)

 椙山女学園大学大学院の専門科目試験の出題パターンは

 専門用語の英単語の和訳と用語説明(10問)
 600字以内の論述問題(2問)

という形で安定しています。

 用語説明については、英語表記で出題されるため、日ごろから専門用語は英語表記とセットで必ず覚えるようにしておきましょう。
 出題領域は多岐にわたり、出題された用語の領域をざっと挙げてみると、社会心理学、認知心理学、生理心理学、発達心理学、臨床心理学、精神医学、統計と、幅広い心理学の知識が要求されます。
ただし出題されている用語は基本的なものが多い(一部臨床心理学関連の用語は難易度の高いものも出題されている)ので、一般的な心理学テキストで幅広く覚えておくこと。

論述問題は主に発達心理学から1問、精神医学・臨床領域から1問出題される傾向にあります。
論述問題は、臨床心理学関連領域(臨床心理学、精神医学、発達臨床心理学、発達心理学)から出題される可能性が高いのでこれらの領域に関しては、各領域の専門書を読み、深く広く覚えておく必要があるでしょう。
また、600字の論述となるとある程度の量の文章を書くこととなります。思いつくままに書くのではなく、事前に論理展開を考えた上で分かりやすい文章で書くスキルも求められます。
 日ごろの勉強でも、600字で各トピックをまとめる訓練を行い、600字での論述に慣れておきましょう。
posted by 山崎 at 11:41| Comment(0) | 大学院別出題傾向